兵庫県養父市大屋町若杉
Road Map :R29を戸倉で県道48号線に入り、若杉峠を東に下り切っ
た付近に滝への表示と遊歩道がある。
Route Map:遊歩道を5分程で滝壺に達する。
『日本の滝百選』 遊歩道入口から5分程歩けば神秘的な滝を見ることが出来る。
兵庫県養父市大屋町若杉(わかす)の若杉川に懸かる滝。県道48号線沿いに滝の案内標示板が設置されている。ここから川沿いに5分も行くと、岩を切り込んだ隙間から落下する高さ約13mの「不動滝」を見ることが出来る。周りを黒い岩で囲まれ、薄暗い中に真っ白な水が勢い良く流れ落ちる姿は神秘的である。岩の隙間から見える木々の緑も印象的でした。
若杉不動滝
不動滝は日本全国に一杯あるので区別する為に頭に地名を付けています。
”シワガラの滝”とまでは行かないが、深く掘り込まれた滝口で色々角度を変えて見てしまう面白い滝だった。
最初に訪れたのは朝の8時前だったが、まだ明るくなっていなかったので、横行渓谷を散策してからの11時頃に再訪して写真を撮り直した。
若杉不動滝 (落差13m)
わかす・ふどうたき
散策時間:往復13分程。
駐車場は無いが、路肩の広い個所に3〜4台を停めることが出来る。
遊歩道入口に立つ ”不動滝”の案内板。 クリックで拡大します。
県道48号線を若杉峠から若杉集落に下って行くと大きなヘヤーピンカーブの最奥に ”不動滝”の案内板と遊歩道入口がある。
車は若杉川に架かる滝前橋を渡ると路肩に駐車スペースがある。
休憩東屋が出て来るが、東屋からは滝はまったく見えない。
遊歩道の階段を若杉川に向けて下って行く。
ここは ”不動滝”の目の前であるが、滝はまったく見えない。
不動尊を過ぎて滝見橋まで行かないと滝は姿を現さない。
滝見橋で右岸に渡った所が滝見所となっていた。
落差13mの直瀑である ”不動滝”は滝口が深く抉られ独特の滝姿をしていた。
滝壺周辺にはお陽さんが当たらず、暗い雰囲気であるが、滝水の透明度は高く綺麗だった。
滝見の角度に寄っては滝水は岩穴から流れている様にも見えた。
写真では小さな滝に見えてしまうが、実際に見る滝は水量の多さで響き渡る滝音と相まって迫力のある滝に見えた。